【eLSKETCHERワンマンライブ
「NEXT STAGE」ライブレポート】
始まりは、2015年2月7日。
ESPミュージカルアカデミーアーティストスタッフ科主催で行ったオーディションライブから、「eLSKETCHER×学生」で歩んできた1年間の集大成ライブ‼
この日、eLSKETCHERから受け取った熱い想いは一生忘れないだろう。
初挑戦の公開ラジオ収録
今回のライブは、公開ラジオ収録とライブの2部構成で行われた。1部は、eLSKETCHERのラジオ番組「誘惑スケッチ」初挑戦の公開ラジオ収録。 客席に収録ブースを作り観客に囲まれているからか、メンバーは立ったり座ったりそわそわと緊張ぎみで収録スタート。 軽く自己紹介を終えると、Key.神崎の進行で話題は、学生スタッフにアンケートをとった「1年間言いたかったけど言えなかったこと」に。 Vo.矢口に対しての意見は、良いことしか書かれておらず、これに対して本人は「ほら!日頃の行いがいいから(笑)」と笑いを誘い、会場の緊張した空気をほぐした。 一方、Dr.船場には「MCを面白くしようとしているが逆にスベッてる(笑)」や「普段私たちと話している船場さんの方が面白い」など愛のある厳しい意見が。 神崎に反撃をするかのように、「神さん、内股が気になる」という台本に書いてあった神崎への意見を、船場が読み上げると神崎は「ちょっと船ちゃん!あえて読まずにいたんだから〜(笑)」とメンバーの仲のよさがうかがえた。
「eLSKETCHER×学生」ラストライブ、ここに開演
公開収録のおかげで、十分に温まった雰囲気で2部のライブ本編がスタート。緊張感は、良い意味ですっかり解けたような表情でライブは進んでいった。
2曲目の『ソルトミル』はこのライブで初お披露目の新曲。大人の魅力溢れる1曲を披露し、観客の心を魅了した。
そして、1年間の賜物であるeLSKETCHER×学生で作り上げた『フラッシュバック』。
曲を作り、レコーディングやジャケット撮影、MV撮影など喜びや嬉しさ、時には苦しさが詰まった思い出の曲だ。特にジャケット撮影では、真夏の炎天下の中暑さに耐えながらの撮影。メンバーから放たれた1年間の思いの丈が会場中に響きわたった。
矢口がクラップを求めると観客もそれに応えるようにクラップを始め、会場がひとつになるのを感じた。力強く優しい歌声と、どこか懐かしく感じる演奏に包まれ、曲名の『フラッシュバック』のように会場にいた人たちの心にも、懐かしい想いがフラッシュバックしたのではないだろうか。
本編終了後のアンコールで、歌った曲は、1年間共に歩んできた学生たちに矢口がこの日のために書き下ろした新曲『NEXT STAGE』。eLSKETCHERならではの心地よく、想いが詰まった曲。eLSKETCHERのバラードは、始めて聞く人にも訴えかけるように響いてくる。これもeLSKETCHERの魅力の1つなのかもしれない。
ラストを飾った曲は『僕らがつなぐ物語』である。初めてeLSKETCHERと学生が出会ったオーディションライブで演奏した曲でもあり、お互いが旅立つ時はやはりこの曲で。ライブでもよく演奏している曲なので、観客もリズムに乗って身体を揺らしていた。全ての人を繋いでくれるこの曲は、eLSKETCHERそのものを表していた。全力を出し切ったメンバーたちは、これまでで1番良い表情でステージを終えた。
ステージを終えると、メンバーたちは客席に下り観客とのふれあいを楽しんだ。今回のライブでは、ファンとふれあう時間をたくさん取りたいと言っていたメンバーたち。暖かく優しい観客に終始囲まれ、写真を撮ったり、サインを書いたり、お喋りしたりと観客にとってもメンバーにとっても大切で素敵な時間を過ごせただろう。
「大丈夫、歌がある」
「大丈夫、歌がある」というeLSKETCHERのキャッチコピー。今回のライブは見ていて、聞いていて本当に「大丈夫」と思えるようなそんな勇気や元気をもらったライブだったのではないだろうか。この1年本当にさまざまなことがあった。こうして最後にメンバー全員が集まり、1年間で1番良いライブが出来たことを誇りに思う。eLSKETCHERと学生たちはこのライブのタイトルのように「NEXT STAGE」へ旅立っていく。
今日この時を過ごした瞬間、そしてeLSKETCHERから受け取った熱い想いは一生みんなの心に残り続けることだろう。
2017.02.26(sun)
企画ライブ「NEXT STAGE」セットリスト
- リバイバル
- OverTime
- ソルトミル
- フィクションブラインド
- 夜明けと共に
- キミと星と群青と
- フラッシュバック
- そのままの姿で
- NEXT STAGE〜きみにしかできないこと〜
- 僕らが繋ぐ物語
eLSKETCHER デジタルフォトアルバム2016-2017